【鹿児島市】鹿児島県の塩田康一知事が年末年始における行動制限を行わないと発表したようです。
2020年12月24日、鹿児島県の塩田康一知事が年末年始に向け県民に新型コロナウイルス対策を呼び掛けるメッセージを発表したそうです。
この中で、県境を越えた移動の自粛や飲食店への営業時間短縮などの行動制限はせず、感染拡大地域からの帰省や往来の一律自粛も要請していません。
12月23日時点での県内医療機関に入院中の感染者は45人、確保病床使用率は13.2%となっていて、「負担感は増しているが医療体制は逼迫していない」と説明しており、経済面と安全面の両立を強調した形となっています。
県が設定する「警戒基準」では、現在4段階中のステージ2(感染者漸増)であり、3(急増)に上がれば行動制限を検討する方針のようです。
首都圏などの感染拡大地域への往来は「必要性を各自判断してほしい」とした上で、移動時の感染予防対策や混雑時期の回避も求めるだけにとどまっています。
また、飲食業支援策「Go To イート」のプレミアム付き食事券販売・利用や県独自の需要喚起策も続けていくそうです。